汗ばむ(読み)あせばむ

精選版 日本国語大辞典 「汗ばむ」の意味・読み・例文・類語

あせ‐ば・む【汗ばむ】

〘自マ五(四)〙 (「ばむ」は接尾語) 汗でじっとりする。汗ぐむ。《季・夏》
小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉前編「髪は熱して、汗(アセ)ばんだ額にくっついて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「汗ばむ」の意味・読み・例文・類語

あせ‐ば・む【汗ばむ】

[動マ五(四)]汗がにじみ出てからだがじっとりする。「―・むほどの陽気」「―・んだ額」 夏》「ほのかなる少女ひげの―・める/誓子
[類語]汗する発汗流汗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android