汚斑病(アカクローバ)

飼料作物病害図鑑 「汚斑病(アカクローバ)」の解説

汚斑病(アカクローバ)

葉に斑点を形成する糸状菌病。初め黄色く変色した大きな病変であるが、これが褐変し、葉脈により区切られた特徴的なV字型病斑となる。葉柄を侵されるとそ の先が萎凋し、すぐに枯死する。激発すると株全体が焼けただれたように見え、収量減少も大きい。古い葉よりも若い葉で被害が大きい。梅雨時以降の気温が かなり上昇した時点で多発する。他のクローバ類でも発生する。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android