日本歴史地名大系 「江ノ原村」の解説 江ノ原村えのはらむら 岡山県:英田郡大原町江ノ原村[現在地名]大原町江ノ原現大原町の最北部に位置し、吉野(よしの)川沿いに因幡往来が通る。北は筏津(いかだつ)村(現西粟倉村)、南は古町(ふるまち)村、西は山中の小道によって川上(かわかみ)村のうち金谷(かなだに)に至る。文明一四年(一四八二)八月一〇日の広峯(ひろみね)神社(現兵庫県姫路市)社家林家長の檀那村書(肥塚家文書)に「ゑ原之兵衛」とある。天正一二年(一五八四)五月二八日の中村頼宗感状(立石文書)では「江原陣」で鉄砲による活躍があった立石右兵衛に恩賞が約束されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報