日本歴史地名大系 「英田郡」の解説
英田郡
あいだぐん
県の北東部に位置し、郡北東部の西粟倉・東粟倉両村の一部は
郡名は「続日本紀」和銅六年(七一三)四月三日条に「英多」とあるのが初見。少なくとも古代には英多と書くのが一般的だったようで、「延喜式」神名帳、「和名抄」東急本国郡部でも英多と記される。訓は「和名抄」に「安伊多」とある。しかしのち英田と表記が変わり、鎌倉中期の成立という「拾芥抄」には「
〔原始・古代〕
郡内の旧石器時代の遺跡は現段階では知られていない。縄文時代の遺物としては晩期に属する土器が
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報