だつ

  • だ・つ

大辞林 第三版の解説

接尾
動詞立つの接尾語化したもの
動詞五[四]段型活用 名詞および形容詞・形容動詞の語幹に付いて、そのような様子を帯びる、そのような状態が現れる、などの意を表す。 体系-・った考え 浮き足-・つ えん-・つ さかし-・つ人/源氏 夕霧
下二段型活用 に同じ。 くうすけといひて兵-・つる法師ありき/宇治拾遺 1

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

デジタル大辞泉の解説

[接尾]《動詞「た(立)つ」の接尾語化したもの》
《動詞五(四)段型活用》名詞や形容詞・形容動詞の語幹などに付いて、そのようなようすを帯びる、そのような状態が現れるという意を表す。「殺気―・つ」「さかしら―・つ」
「むらさき―・ちたる雲の細くたなびきたる」〈・一〉
《動詞下二段型活用》に同じ。
「兵(つはもの)―・つる法師ありき」〈宇治拾遺・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘接尾〙 (動詞「たつ(立)」の接尾語化したもの)
[一] (五(四)段型活用) 名詞や形容詞・形容動詞の語幹、その他の語に付いて、そのような様子を帯びる、そのような状態が現われる意を表わす。「気色だつ」「うるはしだつ」「さかしらだつ」「若やぎだつ」「あやにくだつ」「けしからずだつ」など。
※蜻蛉(974頃)下「しぐれたちたるに未の時ばかりに晴れて」
※枕(10C終)一「やうやう白くなりゆく山ぎは少しあかりて、むらさきだちたる雲の細くたなびきたる」
[二] (下二段型活用) (一)に同じ。
※宇治拾遺(1221頃)九「兵(つはもの)だつる法師ありき」

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