江天(読み)こうてん

精選版 日本国語大辞典 「江天」の意味・読み・例文・類語

こう‐てんカウ‥【江天】

  1. 〘 名詞 〙 川に接し、その上にひろがっている空。また、川の水と大空
    1. [初出の実例]「江天日暮雪々、客路湘南魂易消」(出典:蕉堅藁(1403)題江天暮雪図)
    2. 「江天渺々として水光平らかなり」(出典:大観本謡曲・白髭(1541頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「江天」の読み・字形・画数・意味

【江天】こう(かう)てん

長江と空と。唐・張若虚〔春江花月夜〕詩 江天一色、纖塵(せんぢん)無し 皎皎(けうけう)たり、中の

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