江尻進（読み）エジリ ススム

20世紀日本人名事典

江尻 進
エジリ ススム

昭和・平成期の時事評論家 元・日本新聞協会専務理事;元・日本著作権協議会理事長。

生年

明治41(1908)年8月15日

没年

平成8(1996)年8月2日

出生地

福島県

学歴〔年〕

東京帝国大学法学部政治学科〔昭和7年〕卒

主な受賞名〔年〕

西独一級功労十字章〔昭和36年〕,著作権功労賞〔昭和50年〕

経歴

昭和7年電通入社。11年同盟通信入社、14年ベルリン支局長、21年共同通信論説委員。22年日本新聞協会編集部長となり、GHQとの折衝にあたった。31年事務局次長兼編集部長兼総務部長、35年総合調査室長兼任、42年理事・事務局長、50年初代専務理事、58年顧問を歴任。62年退任し、千代田プレスクラブ理事長、日本著作権協議会理事長などを務めた。57年〜平成8年日独協会副会長も兼任。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

江尻進 えじり-すすむ

1908－1996　昭和-平成時代のジャーナリスト。
明治41年8月15日生まれ。昭和7年日本電報通信社に入社。合併により同盟通信社にうつり,ベルリン支局長のとき独ソのポーランド分割の密約をスクープ。戦後は共同通信社論説委員,日本新聞協会専務理事,日本著作権協議会理事長などをつとめた。平成8年8月2日死去。87歳。福島県出身。東京帝大卒。著作に「ヨーロッパの新聞」など。東京帝大卒。平成8年8月2日死去。87歳。

出典　講談社