江戸漆器(読み)えどしっき

事典 日本の地域ブランド・名産品 「江戸漆器」の解説

江戸漆器[漆工]
えどしっき

関東地方東京都の地域ブランド。
台東区中央区足立区千代田区などで製作されている。江戸漆器は、1590(天正18)年、江戸城に入城した徳川家康が、京都の漆工を招き始まったという。享保以降は庶民の日常品として普及したため、つくりは丈夫で、実用的である。一つの漆器は幾人もの職人の手を経てできあがる。塗りの仕事は、木地固めから下塗り・中塗り・上塗りまで漆を塗っては研ぎの作業を繰り返しおこなう。したがって良い品物ほど塗りの回数が多いといわれる。東京都伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「江戸漆器」の解説

江戸漆器

東京都台東区、中央区などで生産される天然漆塗りの漆器。東京都により「東京の伝統工芸品」に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む