江戸重長(読み)えど しげなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江戸重長」の解説

江戸重長 えど-しげなが

?-? 平安後期-鎌倉時代武将
武蔵国棟梁とよばれた豪族で,治承(じしょう)4年(1180)源頼朝挙兵したときには,平家方として頼朝方相模(さがみ)衣笠城三浦氏攻撃。頼朝にしたがったのちは武蔵国の諸雑事を在庁官人などに指示する権限をあたえられた。通称太郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の江戸重長の言及

【江戸氏】より

…武蔵,常陸で活躍した中世の武家。(1)武蔵国豊嶋郡江戸郷を本領とする武家。桓武平氏秩父氏の流れをくみ重継が江戸に住して江戸を称したのに始まる。武蔵国南西部の雄族で,重継の子重長が源頼朝の麾下(きか)に参じてから重用され,重長は武蔵国衙の指揮を任されている。畠山氏が滅んだ後は武蔵国随一の武家となり,嫡庶流が武蔵国各地に分領して自立したほか,承久新補の地頭として重持が出雲国安田荘に下向している。その後,幕府滅亡に前後して足利氏に従い,さらに関東公方の支配下に入ったが,1368年(正平23∥応安1)の平一揆の乱に参加して処罰をうけ,惣領家は没落する。…

※「江戸重長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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