江指村(読み)えさしむら

日本歴史地名大系 「江指村」の解説

江指村
えさしむら

[現在地名]小松市江指町

かけはし川上流の大杉谷おおすぎだに川右岸山間部にあり、河道は屈曲し、峡谷をなす。北は大野おおの村・花坂はなさか村。江差とも記される。中世軽海かるみ郷の河内かわちに属した。嘉暦四年(一三二九)五月日の軽海郷公文大江頼業注進状案(金沢文庫文書)によれば、江差は山百姓色々公事銭として桑代銭七〇〇文・新畠地子一貫二〇〇文・大豆代八一八文の納入が定められている。文和二年(一三五三)三月公文生阿が注進した軽海郷年貢等注進状(同文書)では河内分のなかに「中江差名」がみえ、定田二町、分銭八貫文、公事として夫代二貫文・吉方六〇文が定められている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む