池ノ平(読み)いけのたいら

改訂新版 世界大百科事典 「池ノ平」の意味・わかりやすい解説

池ノ平[温泉] (いけのたいら)

新潟県南西部,妙高市にある温泉妙高山の南東斜面標高750mの高原に位置する。単純泉,60℃。背後には池ノ平温泉スキー場があって,スキー客でにぎわい,約3km北の国設赤倉温泉スキー場をもつ赤倉温泉とともに,ゲレンデのある温泉として知られる。付近には会社の寮や別荘が多い。JR信越本線妙高高原駅からバスの便がある。
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世界大百科事典(旧版)内の池ノ平の言及

【白樺湖】より

…湖面標高1420m,周囲6km。1946年池ノ平に音無川(天竜川の支流)をせき止めて水田灌漑用につくられた温水溜池である。最初は蓼科大池と呼ばれたが,53年ころから冬にはスケート客,夏には避暑客が増加し,名称も白樺湖に改められた。…

【妙高温泉郷】より

…新潟県南西部,妙高山(2446m)東麓の妙高高原に開けた温泉郷。標高の高い順に,約1100mの燕(つばめ)温泉(含土類セッコウ泉,45℃),約900mの関温泉(含鉄食塩泉,46℃),700~800mの赤倉温泉(重炭酸土類泉,60℃),池ノ平温泉(単純泉,60℃),500~600mの妙高温泉,新赤倉温泉(いずれも赤倉温泉からの引湯)と並ぶ六つの温泉からなる。享保年間(1716‐36)開湯の関温泉が最も古く,大正末期開湯の池ノ平温泉,新赤倉温泉が最も新しい。…

※「池ノ平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」