20世紀日本人名事典 「池上浩山人」の解説 池上 浩山人イケガミ コウサンジン 大正・昭和期の俳人 「ももすもも」主宰;元・サンケイ俳壇選者。 生年明治41(1908)年1月17日 没年昭和60(1985)年9月10日 出生地千葉県山武郡丘山村(現・東金市) 本名池上 幸二郎(イケガミ コウジロウ) 学歴〔年〕成東中学中退 主な受賞名〔年〕勲四等瑞宝章〔昭和54年〕 経歴はじめ徳富蘇峰の門に入りその秘書となり、著作の助手を務めた。のち池上氏を嗣ぎ、国立博物館内文化財研究所内国宝修理室で文化財の修理事業に従事。俳句は父田中蛇湖に学び、大正10年より作句。「ホトトギス」、「若葉」同人。「天鼓」「河鼓」を経て、昭和32年「ももすもも」を創刊。句集に「雁門集」、随筆集に「夢の如しの記」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報