20世紀日本人名事典 「池田八次郎」の解説 池田 八次郎イケダ ハチジロウ 明治〜昭和期の公共事業家 生年元治1年(1864年) 没年昭和5(1930)年 出生地肥前国彼杵郡土井之首村(長崎県) 経歴ウラジオストク、朝鮮、樺太(サハリン)に渡り、明治23年頃には1400人余の配下を擁したという。帰国後、郷里・長崎県土井之首村での賭博を憂い8年間掛けて止めさせた。無学文盲であったが、のち水産・練炭生産などに関与して成功し巨財を得て、長崎ペーロンの発展に尽力した。公共事業への貢献を讃え、村民による彰徳記念碑が建てられた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田八次郎」の解説 池田八次郎 いけだ-はちじろう 1864-1930 明治-昭和時代前期の公共事業家。元治(げんじ)元年生まれ。ウラジオストク,朝鮮,樺太(からふと)(サハリン)にわたり,明治23年ごろ1400人余の配下を擁したという。帰国後,郷里での賭博(とばく)をやめさせた。のち水産,練炭生産などで成功。長崎ペーロンの発展につくした。昭和5年死去。67歳。肥前彼杵(そのぎ)郡(長崎県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by