池田川村
いけだかわむら
[現在地名]寝屋川市池田一―三丁目・池田〈旭町・北町・新町・中町・西町・東町・本町・南町〉・石津南町・石津元町・北大利町・葛原一丁目・点野二丁目・長栄寺町・若葉町
茨田郡池田村が三分して成立した一村。当集落は池田中村集落の東に位置し、淀川分流の川床にできたことからこの名がある。貞享三年(一六八六)の永井伊賀守御知行所寺社並名所家数帳(佐太陣屋旧蔵)によると家数三五、うち役家二一・水呑一四。分村はこの頃か。元文二年(一七三七)の河内国高帳では高五五〇石余。領主の変遷は池田中村に同じ。「池田の白瓜」の名で知られた、六月出荷の促成栽培の白瓜は当村を中心に生産された。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 