池田恒興女(読み)いけだ つねおきの むすめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池田恒興女」の解説

池田恒興女 いけだ-つねおきの-むすめ

1567-1614 織豊-江戸時代前期,山崎家盛の妻。
永禄(えいろく)10年池田輝政の妹として生まれる。夫は摂津三田(さんだ)城(兵庫県)城主関ケ原戦いを前に石田三成要求で「大坂方の人質になれ」と説く夫に,「死ぬことがわかっていて妻を人質にだす夫があろうか」としたがわず,兄をたよって出家した。慶長19年死去。48歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android