池花南遺跡(読み)いけはなみなみいせき

日本歴史地名大系 「池花南遺跡」の解説

池花南遺跡
いけはなみなみいせき

[現在地名]四街道市池花一丁目

印旛いんば沼水系の手繰たぐり川上流域に面した標高約二五メートルの台地上に位置。昭和六一年度に発掘調査され、旧石器時代―平安時代の遺跡であることが確認された。旧石器時代では三つの文化層(立川ロームIII層、VI層下部、IX層)の二一ヵ所の集中地点から八〇〇点を超える遺物が出土しているが、とくに第一文化層(IX層)の大規模な環状ユニット(径約三〇メートル)と第二文化層(VI層下部)の竪穴遺構(長径約二・六メートル、短径約二・二メートル、深さ四〇センチ)が重要である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む