汲み取り(読み)クミトリ

デジタル大辞泉 「汲み取り」の意味・読み・例文・類語

くみ‐とり【×汲み取り/酌み取り】

くみ取ること。特に、糞尿ふんにょうをくみ取ること。
相手心中を察すること。また、意味を理解すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「汲み取り」の意味・読み・例文・類語

くみ‐とり【汲取・酌取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 汲んで取ること。特に、汲取便所糞尿(ふんにょう)を汲んで取り出すこと。
    1. [初出の実例]「奈良市糞尿汲取代価に就て、予て同市と五十余箇町村農民との間に衝突を生じ」(出典:大阪朝日新聞‐明治三三年(1900)一月一二日)
  3. 人の心中を推察すること。また、意味を理解すること。
    1. [初出の実例]「只此書取のみにては父子の微衷(びちう)は竭(つく)し難く万一御汲取(クミト)りにより行違ひなど生ずる時は」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む