精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙 えらび決めること。けっちゃく。
※太平記(14C後)三六「学海に玉を拾へる証義・論談を決択(ケッタク)して、詞の林に花開く」 〔荀子‐臣道〕
〘名〙 仏語。疑いを断ち切って、道理を正しくえらびとること。けったく。
※正法眼蔵(1231‐53)仏道「正邪いまだ決択せずば」 〔倶舎論‐二三〕
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