決択(読み)けったく

精選版 日本国語大辞典 「決択」の意味・読み・例文・類語

けっ‐たく【決択】

〘名〙 えらび決めること。けっちゃく。
太平記(14C後)三六学海に玉を拾へる証義論談を決択(ケッタク)して、詞の林に花開く」 〔荀子臣道

けっ‐ちゃく【決択】

〘名〙 仏語。疑いを断ち切って、道理を正しくえらびとること。けったく。
正法眼蔵(1231‐53)仏道正邪いまだ決択せずば」 〔倶舎論二三

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普及版 字通 「決択」の読み・字形・画数・意味

【決択】けつたく

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