最新 地学事典 「沃川帯」の解説
オクチョンたい
沃川帯
Okchon Belt ,Ogcheon Belt
京畿地塊および嶺南地塊の先カンブリア時代結晶質基盤岩の間に北東~南西にのびる地帯。南西側の沃川変成帯と北東側の太白山帯に二分され,南韓地構線(SKTL: South Korean Tectonic Line)の一部を介して前者が後者に衝上。沃川変成帯は,ペルム紀前期(中圧型)と三畳紀(高温型)に変成を受けた新原生代~古生代の変火山岩類・千枚岩・含礫千枚岩・雲母片岩・石灰岩・珪岩・角閃岩・粘板岩などから構成。太白山帯には,嶺南地塊の基盤岩を一部で覆うカンブリア~三畳系(朝鮮累層群・平安累層群)が分布。中生代花崗岩類が両帯に貫入する。
執筆者:金 容義・加納 隆・大藤 茂
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

