沖野郷村(読み)おきのごうむら

日本歴史地名大系 「沖野郷村」の解説

沖野郷村
おきのごうむら

[現在地名]中仙町清水しみず 沖郷おきのごう

たま川東の平地にあり、南は野口のぐち村、東は国見くにみ(現太田町)、西は梁場新田やなばしんでん村・大蔵おおくら村、北は村杉むらすぎ村と接する。平地林があり、湧泉地が南北に連なる。

天正一八年(一五九〇)の太閤検地期の写と推定される「仙北郡御在城の節御支配、仙北領村付帳の写」(色部文書)に「梅沢分おきの郷」として二八ヵ村がある。そのなかに後の支郷と推定される「あらやしき村、くわの木田村、まんくわん寺村、おきお田村、大清水村、かミおふけむら、下おふけむら」がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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