沙汰所(読み)サタドコロ

デジタル大辞泉 「沙汰所」の意味・読み・例文・類語

さた‐どころ【沙汰所】

中世裁判をつかさどった所。評定所ひょうじょうしょ

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精選版 日本国語大辞典 「沙汰所」の意味・読み・例文・類語

さた‐どころ【沙汰所】

  1. 〘 名詞 〙 武家時代幕府や大名家において裁判をつかさどった役所評定所沙汰場(さたば)
    1. [初出の実例]「彼れは六道惣の沙汰所、炎魔王界にて、倶生神のふだ、浄婆利の鏡に引向て理(ことは)りて」(出典:梵舜本沙石集(1283)七)
    2. 「沙汰所(サタドコロ)へ訟ければことごとく御吟味ありしに」(出典:談義本・医者談義(1759)三)

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