沢井鶴汀(読み)さわい かくてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢井鶴汀」の解説

沢井鶴汀 さわい-かくてい

1812-1861 江戸時代後期の儒者,医師。
文化9年生まれ。江戸で漢学をおさめ,長崎でオランダ人に医学をまなぶ。書画や詩にもすぐれ,頼山陽の門下四天王のひとりと称された。文久元年死去。50歳。遠江(とおとうみ)(静岡県)出身。名は桂。字(あざな)は晩香通称は素庵。著作に「吟香集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android