沢瀉久敬（読み）オモダカ ヒサユキ

20世紀日本人名事典

沢瀉 久敬
オモダカ ヒサユキ

昭和期の哲学者 日仏哲学会名誉会長;大阪大学名誉教授。

生年

明治37(1904)年8月1日

没年

平成7(1995)年2月26日

出生地

三重県伊勢市

学歴〔年〕

京都帝国大学文学部哲学科〔昭和4年〕卒

学位〔年〕

文学博士,医学博士

主な受賞名〔年〕

フランス学術文化勲章オフィシエ章〔昭和29年〕,フランス国家功労勲章シュバリエ章〔昭和48年〕,勲三等旭日中綬章〔昭和49年〕

経歴

京都大学大学院を経て、フランスに留学し、昭和12年帰国。13年京都大学講師を経て、16年大阪大学医学部講師、23年文学部教授となり、41年文学部長を経て、43年退官。のち南山大学教授。ベルグソンを基礎にフランス哲学の普及につとめた。主著に「医学概論」「医学の哲学」「医の倫理」「個性について」など。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

沢瀉久敬 おもだか-ひさゆき

1904－1995　昭和時代の哲学者,医学哲学者。
明治37年8月7日生まれ。沢瀉久孝の弟。昭和23年阪大教授となり,41年文学部長。のち南山大教授。フランス哲学の普及,医学哲学の確立につとめ,阪大医学部で医学概論を講義した。48年フランス国家功労勲章シュバリエ章。平成7年2月26日死去。90歳。三重県出身。京都帝大卒。著作に「フランス哲学研究」「医の倫理」など。

出典　講談社

367日誕生日大事典

沢瀉 久敬 (おもだか ひさゆき)

生年月日:1904年8月7日
昭和時代の哲学者;医学哲学者。大阪大学教授
1995年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」