沢瀉久孝(読み)オモダカヒサタカ

デジタル大辞泉 「沢瀉久孝」の意味・読み・例文・類語

おもだか‐ひさたか【沢瀉久孝】

[1890~1968]国文学者。三重の生まれ。万葉集研究に専念し、訓詁注釈に業績を残した。著「万葉集注釈」「万葉の作品時代」「万葉古径」など。

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精選版 日本国語大辞典 「沢瀉久孝」の意味・読み・例文・類語

おもだか‐ひさたか【沢瀉久孝】

  1. 国文学者。三重県出身。上代文学を専攻し、特に「万葉集」の訓詁註釈の学に業績を残した。主著「万葉集注釈」。明治二三~昭和四三年(一八九〇‐一九六八

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20世紀日本人名事典 「沢瀉久孝」の解説

沢瀉 久孝
オモダカ ヒサタカ

大正・昭和期の国文学者 京都帝大名誉教授



生年
明治23(1890)年7月12日

没年
昭和43(1968)年10月14日

出生地
三重県宇治山田市(現・伊勢市)

学歴〔年〕
京都帝国大学〔大正4年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
大正11年京都帝国大学助教授、昭和11年教授、図書館長歴任。26年退官し、名誉教授。万葉集研究で知られ、万葉学会会長として雑誌「万葉」を主宰。また「万葉集大成」の編集執筆にも当った。主な著書に「万葉集注釈」「万葉の作品と時代」「万葉歌人の誕生」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「沢瀉久孝」の意味・わかりやすい解説

沢瀉久孝
おもだかひさたか

[生]1890.7.12. 宇治山田
[没]1968.10.14. 静岡
国文学者。 1915年京都大学卒業。 1936年京都大学教授,1951年名誉教授。文学博士。『万葉集』の研究,特に訓詁・注釈的研究に多大の貢献をした。主著『万葉集注釈』 (20巻,1932~43) ,『万葉の作品と時代』 (1941) ,『万葉古径』 (1947) ,『万葉歌人の誕生』 (1956) 。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢瀉久孝」の解説

沢瀉久孝 おもだか-ひさたか

1890-1968 大正-昭和時代の国文学者。
明治23年7月12日生まれ。昭和11年京都帝大教授となる。のち京都女子大,関西大教授。「万葉集」研究に専念し,「万葉集注釈」全20巻(42年朝日賞)などおおくの業績をのこした。昭和43年10月14日死去。78歳。三重県出身。京都帝大卒。著作ほかに「万葉の作品と時代」「万葉古径」など。

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367日誕生日大事典 「沢瀉久孝」の解説

沢瀉 久孝 (おもだか ひさたか)

生年月日:1890年7月12日
大正時代;昭和時代の国文学者。京都帝国大学教授;万葉学会会長
1968年没

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