沢登村(読み)さわのぼりむら

日本歴史地名大系 「沢登村」の解説

沢登村
さわのぼりむら

[現在地名]櫛形町沢登

十五所じゆうごせ村の北、御勅使みだい川扇状地扇央に立地し、原方はらかたに属する。東境を南北に駿信往還脇道が通る。幕府へ提出した郷帳では吉田よしだ村の枝郷。しかし在地では十五所村同様に独立村の扱いをうけた。江戸時代の領主の変遷は吉田村に同じ。寛文四年(一六六四)の沢登村検地帳(吉田区有文書)では高二八七石余、畑三二町二反余・屋敷一町五反余。同年の屋敷数四〇(文化三年「書上」中巨摩郡志)。文化(一八〇四―一八)初年の高二九二石余、家数一二七・人数五七二、馬一・牛一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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