沮喪(読み)そそう

精選版 日本国語大辞典 「沮喪」の意味・読み・例文・類語

そ‐そう‥サウ【沮喪・阻喪】

  1. 〘 名詞 〙 気力がくじけて勢いがなくなること。また、気落ちさせること。
    1. [初出の実例]「帝・上皇皆乗夜逃出。入平氏第。信頼旦起。乃覚之。意大沮喪」(出典日本外史(1827)二)
    2. [その他の文献]〔顔延之‐庭誥〕

沮喪の補助注記

「阻喪」は「沮喪」の書き換え。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「沮喪」の読み・字形・画数・意味

【沮喪】そそう(さう)

失望落胆する。〔旧五代史、唐、荘宗紀八〕李嗣源、已に(べん)に入る。軍の離散せるを聞き、沮喪し、~命じて師を旋(かへ)さしむ。

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