河合又五郎(読み)かわい またごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河合又五郎」の解説

河合又五郎 かわい-またごろう

?-1634 江戸時代前期の武士
備前岡山藩士。渡辺数馬の弟源太夫を殺害し,江戸の旗本安藤次右衛門らにかくまわれる。寛永11年11月7日伊賀(いが)(三重県)上野数馬とその義兄荒木又右衛門らに襲撃され,討ち死にした。名は忠国。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の河合又五郎の言及

【伊賀越の敵討】より

…江戸時代の著名な敵討の一つ。備前岡山藩主池田忠雄の家臣に渡辺数馬という者があり,1630年(寛永7)7月その弟源太夫が同藩士河合又五郎に殺された。数馬は又五郎の父半左衛門に引渡しを求めたが応ぜず,又五郎を江戸に逃がし,旗本安藤治右衛門,久世三四郎らがこれをかくまった。…

※「河合又五郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android