共同通信ニュース用語解説 「河川津波」の解説 河川津波 地震後に津波が河口から川をさかのぼる現象。建物や防潮林などの抵抗を受ける陸上に比べ、川は障害物が少ないため威力が衰えにくい。川底の勾配が緩いほど遡上そじょう距離は伸びるとされる。堤防決壊や越流に加え、支流や水路を逆流するなどして内陸でも浸水被害が出る。東日本大震災では1級河川の北上川を遡上し、避難中だった宮城県石巻市立大川小の児童・教職員を襲った。同小では84人が犠牲になった。国と都道府県は優先的に堤防などを強化する区間を決めている。更新日:2024年2月28日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by