河野固浄(読み)こうの こじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河野固浄」の解説

河野固浄 こうの-こじょう

1744-1803* 江戸時代中期-後期の僧,歌人
延享元年生まれ。安永4年讃岐(さぬき)(香川県)の浄土真宗本願寺派来光寺住職となる。和漢の学,和歌,俳諧(はいかい)に通じ,西行を研究して寛政7年「山家集(さんかしゅう)抄」をあらわす。宗門内の争いがもとで寺を追われた。享和2年12月27日死去。59歳。号は友松軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android