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河野安信 こうの やすのぶ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

河野安信 こうの-やすのぶ

1820-1885 江戸後期-明治時代の殖産家。
文政3年生まれ。信濃(しなの)高井郡野沢村(長野県野沢温泉村)の人。アケビの蔓(つる)をさく加工器具を考案して,アケビ細工をひろめる。七子織りの織機の改良などにもつくした。明治18年死去。66歳。通称は重次郎。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

河野安信

没年:明治18.9.17(1885)
生年:文政3(1820)
幕末明治期のあけび蔓細工の創案者。信濃国高井郡野沢村(長野県野沢温泉村)生まれ。通称は重次郎。山野に自生するあけび蔓を利用して,草履表や飯かごなどを製作するために,弘化2(1845)年「にぎりかんな」を考案して蔓の厚みを揃えることに成功。村内に普及し,農閑期の本格的な副業として発達した。明治8(1875)年,自作の蔓細工品を内国勧業博覧会に出品し,好評を博した。その後,野沢村の蔓細工製品の需要はさらに増した。村の功労者として,死後に健命寺の境内に頌徳碑が建てられた。蔓細工の普及は今でいう村おこし先駆けといえる。<参考文献>『野沢温泉村誌』

(小松芳郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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