河野通勢(読み)コウノ ミチセイ

20世紀日本人名事典 「河野通勢」の解説

河野 通勢
コウノ ミチセイ

大正・昭和期の洋画家



生年
明治28(1895)年6月10日

没年
昭和25(1950)年3月31日

出生地
群馬県伊勢崎

学歴〔年〕
長野中卒

経歴
洋画、デッサン独習、大正3年二科会1回展から出品、5年長与善郎の紹介で岸田劉生を知り草土社展にも出品した。6年第11回文展に「自画像」が入選、7年草土社同人。13年春陽会賞を受賞、15年同会員。昭和2年岸田らと大調和会展を開き、春陽会を脱会、4年国画会会員となった。代表作には「ピクニック」などがあり、エッチングにも優れ、新聞小説挿絵で風俗描写が評判となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河野通勢」の解説

河野通勢 こうの-みちせい

1895-1950 大正-昭和時代の洋画家。
明治28年6月10日生まれ。大正3年第1回二科展に入選。岸田劉生(りゅうせい)のすすめで草土社同人となり,13年春陽会賞を受賞。昭和4年国画会会員。銅版画や新聞小説の挿絵もおおい。昭和25年3月31日死去。54歳。群馬県出身。長野中学卒。作品に「自画像」「ピクニック」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「河野通勢」の解説

河野 通勢 (こうの つうせい)

生年月日:1895年6月10日
大正時代;昭和時代の洋画家
1950年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android