油宇村
ゆうむら
[現在地名]東和町大字油宇
屋代島の東端に位置し、北は伊保田村、西は和田村・内入村と接する。南側は伊予灘に面し、南東海上に片島を望む。村の北にある大見山(三三六・七メートル)や、東の鯛峰(二一二・五メートル)の低山の麓に広がる。
慶長一五年(一六一〇)の検地帳に「油宇村」とある。村名について「地下上申」は「当村之儀ハ東西より両鼻南へ出候、また湊ニて候故、
候時ハ海上油ヲ流候様成所柄ニ付」と由来を記す。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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