日本歴史地名大系 「油留木村」の解説 油留木村ゆるぎむら 大分県:東国東郡安岐町油留木村[現在地名]安岐町油留木安岐川の支流油留木川流域に沿った山峡の村。中央を南東に鳴(なる)川が流れ、安岐川に合流する。集落は上油留木と下油留木に分れている。東は吉松(よしまつ)村、北は吉広(よしひろ)村(現武蔵町)、南は掛樋(かけひ)村。安岐郷由流木(ゆるぎ)名の遺称地。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、高二六〇石余、家数三三、うち百姓一二、名子・庭屋・へ屋・牛屋二〇、人数六二、うち百姓一二・名子二、牛一三・馬一。正保郷帳では安岐郷に属し、田方一二三石余・畑方五〇石余で、柴山有・日損所・新田有と注記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by