出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…辺要では柵館ともいった。なおその立地点によって,すなわち丘陵や山丘にあるものを山館,舌状台地の先端に位置し,平地に臨むのを平館,低地に立地するものを沼館という。さらに構造上,単郭,単濠単郭,単濠複郭,複濠複郭および空濠組合郭の5類型に分けられる。…
…それより上流は80俵積みの小船で,本流は湯沢,皆瀬川は戸波まで遡(さかのぼ)った。おもな河港として,下川では河口の土崎,新屋,新波(あらわ),刈和野,神宮寺,大曲,角間川,上川では大森,沼館,深井,鵜巣,大久保など。塩,魚,機械類(鉱山向け),砂糖を上げ,米を主に,豆類,材木,薪炭を下げ,角間川,大曲は土崎とともに繁栄した。…
…横手盆地南西部にあり,町の西半は出羽山地,東半は横手盆地にかかり,中央を雄物川が北流する。中心の沼館は古くから開け,後三年の役における清原家衡の本拠〈沼柵〉を沼館にあてる説がある。中世後期には小野寺氏の支城が置かれた。…
※「沼館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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