事典 日本の地域ブランド・名産品 「泉州たまねぎ」の解説
泉州たまねぎ[根菜・土物類]
せんしゅうたまねぎ
泉佐野市・泉南市・阪南市などで生産されている。泉州地域は、日本のたまねぎ栽培の発祥地ともいう。明治時代初期に、米国からの導入品種をもとに大阪で育成・選抜されたものが全国に広まり、本格的な栽培が盛んになった。水分が多く、甘みもあり、やわらかい。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報
…泉佐野市の沖合に建設された関西国際空港の開業(1994)前後から,高速道路・りんくうタウンなど関連事業が進行し,宅地開発が活発になっている。したがって,かつて泉佐野,泉南を中心に生産されて全国1位を誇った泉州タマネギは,作付面積を最近急減させ,また堺付近のミツバ,パセリなどの集約的な軟弱野菜生産も大幅に後退した。和泉山脈の前山や丘陵地では,ミカン生産と畜産業がみられる。…
※「泉州たまねぎ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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