法万村(読み)ほうまんむら

日本歴史地名大系 「法万村」の解説

法万村
ほうまんむら

[現在地名]東伯町法万

加勢蛇かせいち川の中流沿岸に位置し、村域は右岸の段丘上と左岸の沖積地にわたる。北は森党もりとう村・光好みつよし村、西は杉地すぎじ村。加勢蛇川右岸は支村上法万村の村域で、同村は安政(一八五四―六〇)以降の郷帳類には一村として掲載されている。なお当村は上法万村に対して下法万村とも称された(在方諸事控)。拝領高は二五二石余。藪役銀一八匁を課されており(藩史)、花房氏・鱸氏の給地があった(給人所付帳)幕末の六郡郷村生高竈付によれば生高一七八石余、竈数四三。元治二年(一八六五)の八橋郡村々余業取調帳(河本家文書)では家数四三で、うち余業一七(諸日雇四、大工・屋根葺・糀屋各二など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android