法命(読み)ホウミョウ

デジタル大辞泉 「法命」の意味・読み・例文・類語

ほう‐みょう〔ホフミヤウ〕【法命】

仏法命脈。仏法の伝統
僧侶寿命
慧命えみょう1」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「法命」の意味・読み・例文・類語

ほう‐みょうホフミャウ【法命】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。法の伝統。仏法の命脈。法脈。法流。
    1. [初出の実例]「法命も嗣く方はまさるべく候なり」(出典:栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)下)
  3. 智慧を命にたとえたもの。慧命(えみょう)。また、不思議な活力
    1. [初出の実例]「むまのほうみゃうやおこるらん」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)七)
  4. 僧侶の寿命。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android