法定寺村(読み)ほうじようじむら

日本歴史地名大系 「法定寺村」の解説

法定寺村
ほうじようじむら

[現在地名]浦川原村法定寺

保倉ほくら川支流高谷たかたに川の左岸丘陵上に位置。高田たかだ城下(現上越市)から魚沼地方へ向かう松之山まつのやま街道(鞍馬街道)が東西に通る。北は桑曾根くわぞね川支流の谷を越え岩室いわむろ村、東は横住よこずみ村、西は法定寺峠を越え山高津やまたかつ(現中頸城郡三和村)。東方、高谷川寄りに追出おんだし有堀ありほりの支集落がある。慶長二年(一五九七)断簡(法定寺蔵)に「法定寺門前村百姓中」とみえ、法定寺の門前村として成立したと思われる。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図には「法定寺分法定寺村」とあり、本納七石一斗・縄高二六石一斗六升、家八軒・三二人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む