法定監査(読み)ホウテイカンサ

デジタル大辞泉 「法定監査」の意味・読み・例文・類語

ほうてい‐かんさ〔ハフテイ‐〕【法定監査】

法律に基づき公認会計士監査法人が行う会計監査。資本金5億円以上または負債200億円以上の株式会社対象とする会社法監査、株式を上場している会社日本証券業協会に株式を登録している会社を対象とする金融商品取引法監査のほか、労働組合監査・学校法人監査などがある。→任意監査

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の法定監査の言及

【会計監査】より

…この監査報告書は,企業の外部利害関係者に対して財務諸表の信頼性の程度を明らかにする資料になる。 このような財務諸表監査は,法令によって強制的に必要とされる法定監査(強制監査)と,企業の任意的な依頼によって行われる任意監査とに区別される。証券取引所に株式を上場し,または上場しようとする株式会社等に対して行われる証券取引法による監査や,資本金5億円以上または負債総額が200億円以上の株式会社等に対して行われる商法上の監査が法定監査の代表的なものである(これらはいずれも会計監査人による監査が必要)。…

※「法定監査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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