日本歴史地名大系 「法師柳村」の解説 法師柳村ほうしやなぎむら 山形県:南陽市法師柳村[現在地名]南陽市法師柳吉野(よしの)川扇状地扇央の織機(おりはた)川左岸に位置する。天文年中(一五三二―五五)村落の区分は堀川等をもって区分する布令により(天文五年制定の「塵芥集」)、高松(たかまつ)川以北を法師柳、以南を酒井(さかい)(現坂井)、堰下を関根(せきね)としたという(沖郷村史)。天文二二年当時は長瀞(ながとろ)村に属していたらしく、正月一七日の伊達晴宗安堵状(平渡文書)によれば「北条長瀞郷之内ほうし柳在家一間」その他を松木内紀助へ与えている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by