法祥寺(読み)ほうしようじ

日本歴史地名大系 「法祥寺」の解説

法祥寺
ほうしようじ

[現在地名]山形市七日町四丁目

江戸時代城下町であった七日なぬか町の東にある。瑞雲山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。山形城下禅宗四ヵ寺の一。山形城主最上満家が父の満直の菩提を弔うため応永二年(一三九五)建立開山横山よこやま(現北村山郡大石田町)向川こうせん寺三世可屋良悦。山形城の三の丸内にあったが、文禄二年(一五九三)最上義光が城地の大拡張をした折に現在地に移建されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android