波光(読み)はこう

精選版 日本国語大辞典 「波光」の意味・読み・例文・類語

は‐こう‥クヮウ【波光】

  1. 〘 名詞 〙 波のきらめく色。
    1. [初出の実例]「広西省の岬頭を雲影波光の彼方に望みつつ、海南島の海口に投描す」(出典:南国記(1910)〈竹越与三郎〉八)
    2. [その他の文献]〔皮日休‐胥口即事詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「波光」の読み・字形・画数・意味

【波光】はこう(くわう)

波のてり返す光。唐・皮日休雑体詩、胥口即事、六言二首、一〕波光、杳杳(えうえう)として極まらず 霽景(せいけい)、澹澹(たんたん)として初めて斜めなり 蝶(けふてふ)は、(れんずい)に粘(つ)き 紅き蜻蜒(せいえん)は、(りやうくわ)に(まと)ふ

字通「波」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む