デジタル大辞泉 「泣き弁慶」の意味・読み・例文・類語 なき‐べんけい【泣き弁慶】 泣きながらも意地を張りとおすこと。また、その人。「母は去られていなれたで、―と申すなり」〈浄・忠臣蔵〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泣き弁慶」の意味・読み・例文・類語 なき‐べんけい【泣弁慶】 〘 名詞 〙 相手が根負けしてしまうほど泣いて、自分の要求をとおすこと。また、その人。涙弁慶。[初出の実例]「なき弁慶の信田妻〈略〉其身は父計。母はさられていなれたで、なき弁慶と申也」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例