日本歴史地名大系 「泰運寺」の解説 泰運寺たいうんじ 三重県:飯南郡飯高町波瀬村泰運寺[現在地名]飯高町波瀬口窄(くちすぼ)谷を登った山間にある。山号は天開山、曹洞宗。本尊は嬰児を抱く子安観音で、別名口窄観音といわれている。寺伝によれば、元文元年(一七三六)禅僧泰運により当山が開かれた。鐘楼には八角銅鐘(県指定文化財)があり、鐘身の外面には法華経が刻まれ、字数は六万九千三八四字に及んでいる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by