泰長院(読み)たいちよういん

日本歴史地名大系 「泰長院」の解説

泰長院
たいちよういん

[現在地名]佐賀市与賀町 精

与賀よか神社の西にある。臨済宗南禅寺派。山号は三陽山。本尊釈迦如来。天文五年(一五三六)竜造寺胤久によって建立された。もと曹洞宗で現城内じようないの西にあったものを、慶長年間(一五九六―一六一五)佐賀城の築造に際して現在地に移した。

三代住職の是琢は鍋島直茂に従って朝鮮の役に従軍し、武運祈祷や朝鮮との文書による通訳の事務をつかさどった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む