洒洒まじまじ(読み)しゃあしゃあまじまじ

精選版 日本国語大辞典 「洒洒まじまじ」の意味・読み・例文・類語

しゃあしゃあ‐まじまじ【洒洒まじまじ】

  1. 〘 副詞 〙 恥じる様子もなく、相手をじっと見つめるさまを表わす語。けろりとして恥じる色のない様子にいう。〔俚言集覧(1797頃)〕
    1. [初出の実例]「おそれるほどなら湯も浴(あび)せず、小(ちっさ)くなって屈(かがん)で居(ゐ)べいが、猫糞(ねこばば)で、しゃアしゃアまぢまぢだ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 副詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android