洞爺カルデラ(読み)とうやカルデラ

最新 地学事典 「洞爺カルデラ」の解説

とうやカルデラ
洞爺カルデラ

Toya caldera

北海道の噴火湾北部にあり,ほぼ円形の洞爺湖盆(直径約13km)。約11万年前に多量の軽石流(洞爺テフラ)を噴出して陥没したクラカタウ型カルデラ。北西部・南東部には,軽石流堆積物からなる広い火砕岩台地が発達している。基盤は新第三紀火山岩・堆積岩で,カルデラの東~北東部・南西部に断崖をなして露出する。カルデラ壁の南部に有珠火山,湖盆のほぼ中央に9個の溶岩円頂丘からなる中島火山群がある。洞爺湖は面積70.4km2, 湖面標高84m, 最深180m, 湖底はほぼ平坦である。カルデラ壁は標高200~300m, 陥没落差は400~450mと推定される。

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