事典 日本の地域ブランド・名産品 「津山ねり天神」の解説
津山ねり天神[人形・玩具]
つやまねりてんじん
津山市で製作されている。岡山県北部の美作地方では、昔から天神様を学問の神様として崇拝する土地柄であった。菅原道真の父が国司を務めたためともいわれるが定かではない。旧暦3月3日には、賢い子に育つように願って天神様をまつる男子の雛祭りの風習がある。粘土に和紙の繊維を練りこみ、乾燥後に彩色して仕上げられる。岡山県郷土伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報