津梅川
つばいがわ
白神岳に源を発し、西北流して、大間越で日本海に注ぐ。全長約二四キロ。
正保二年(一六四五)の津軽郡之絵図に「つはひ川」とある。承応二年(一六五三)の津軽領道程帳(市立弘前図書館蔵)に「津梅川と申河御座候 広サ八間深サ壱尺七寸弐尺 歩渡リ山川故少ノ水出候ても往来不自由 船も無御座候」とある。菅江真澄の「雪の道奥雪の出羽路」に「津梅川の橋渡れば大間越のやかた也。この椿飯河にて一とせ雲砂を拾ひしことあり」とあり、その頭注に「蛭石は仙台面白川のほとりに多し。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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