共同通信ニュース用語解説 「津波犠牲訴訟」の解説
津波犠牲訴訟
東日本大震災の津波犠牲者らの遺族が、自治体や企業などを相手に津波の予見可能性や過失の有無を争った訴訟。岩手、宮城両県で少なくとも15件あり、学校管理下で最大の犠牲者が出た宮城県石巻市立大川小の訴訟など4件は係争中。11件は既に終結した。うち和解が成立した7件には、再発防止や教訓の継承を盛り込んだ例もある。石巻市の私立日和幼稚園を巡る和解には、園児の犠牲を防災対策に生かすべきだとする裁判所の考えが明記された。
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